老人ホーム用移動式集会所

インゴ・レンセンはニコ・ケーニッヒと共同で、親族が被介護者と感染の危険なく面会できる移動式ハウスを製造している。この地域で最初のハウスは、コンツィル通りにあるケアハウス「クリスティーナ」に引き渡された。

「この数週間は、多くの人々にとって非常に困難なものだった。だからこそ、私たちは一緒に座り、自分たちに何ができるかを考えた。その結果は誇りに思うべきものだ

ミニチュアハウスの壁にさりげなく肩を預けながら、レンセンは言う。ボドマン・ルートヴィヒスハーフェン出身の弁護士と精密機械工のニコ・ケーニッヒは5年来のビジネス・パートナーだ。以来、ふたりは同じような小さな家を作り続けている。以前の顧客は学生や季節労働者で、一時的な宿泊施設を探していた。しかし、この2ヶ月の間に起こったことは特別だった。